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シンドラーのリストのKKのレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
4.4
2020年1月1日
新年1本目の作品

いやー、凄いなスピルバーグ
モノクロってこともあって今までやや敬遠してきたけど、見るべきだったな〜。
モノクロとか何も関係なかった。

モノクロの中の赤い少女も印象的

理由なき殺人
喜ばせたわけでも、怒らせた訳でもない
ただいるだけでいつ殺されるか分からない恐怖

目の前で人が殺されてもそのまま仕事を続ける人々

殺された人の処分もやらせる

ホロコーストとは、ただの殺戮ではなく、そこに更なる恐怖と絶望、精神的な破壊すら行われていた。

そんな中、シンドラーに救われた人々の安心は計り知れない希望であった。

たとえ儲けのためであっても、彼によって救われた命と心はとても多い。
自ら築いた資産を使い切ってまで救う姿には感動した。

最後の演説にはマジで感動。

1人の命

シンドラーのリストとは、命のリストだった。もっと努力すれば、この車を売れば、このバッジを売ればあと2人救えた。そう言って泣き崩れるシンドラーと
周りを取り囲む救われた人々。
とめどなく涙が流れてきた。新年早々泣きました笑

あの場にいた誰もが思ったと思う。
そんな事ないって。
こんなにも多くのユダヤ人を救ってくれた。何より自分を救ってくれた。

ホントに大きな業績だ。

新年最初の映画としては重かったけど、観るべき、観てよかった作品だ。
KK

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