Yone

カーズのYoneのレビュー・感想・評価

カーズ(2006年製作の映画)
4.0
ピクサー作品を振り返る!


✒︎トイストーリー2以降ジョン・ラセターが久しぶりに手がけた作品。今まで繰り返し観た作品ですが、3を観た後だと、なおさら1が好きになります。

✒︎冒頭の暗いシーンから、レースのシーンに移り変わるときの盛り上がりが凄く、そこからテンポよく物語が展開されていきます。
主人公は若いレーサーのライトニング•マックィーン。ピストン杯の決勝が再度開かれることになり、次の会場へ向かう途中、ラジエータースプリングスという田舎の街に迷い込んでしまう。

✒︎マックィーンの成長を描く物語ですが、周りを囲むキャラクターがとても魅力的です!
特に好きなのは、ドックとグイドです!
昔はマックィーンと同じようにレーサーであったドックですが、レースの事故で引退せざるを得ないことに、、
マックィーンのメンターとしての役割を果たしていますが、ドックの良いところはそれだけではないこと。ドック自身も引退したことを受け止められておらず、最後の展開で、マックィーンに救われるシーンは何度も見てしまいます。お互いに影響しあっていることが描かれているのが良い!
グイドは最後のレースでのタイヤ交換が爆速過ぎて、最高です笑

✒︎この物語は、車に置き換えたからこそ、人間ドラマ的な要素が鬱陶しくなく、入ってくると感じます。人間で描いていたらかなりテイストが違っていたのではないでしょうか?その点はさすがジョン・ラセター!子供も大人も楽しめる作品として仕上がっています!
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