わたもち

ハリー・ポッターと賢者の石のわたもちのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

昨日から始まった4DX3Dでの再上映。
今年は大変な年だけど、過去の名作をここまでたくさん劇場で観れたのは初めてで、その点ではメモリアルな一年と言える。


▼賑わうロビー
ロビーの賑わいが凄い!
その正体はハリーポッター!ではなくやはり鬼滅の刃。
パネルの前で炭治郎と善逸の羽織を着た小さな男の子2人がお母さんに撮影されてて周りの人たちがかわいい~言いながらニコニコしてる平和な世界が繰り広げられていて微笑ましかった。
コロナ禍以降ではもちろんのこと、コロナ禍以前でも珍しいくらい沢山のお客さんの姿。本当に救世主だわ、鬼滅の刃。民度問題は置いといて、映画館に沢山利益を運んでくれてありがとう。


▼名作は色褪せない
もうオープニングの音楽で心踊る。『ジュラシックパーク』同様、イントロだけでハリーポッターの世界が頭に浮かぶ。本当に現人神だなあ、ジョン・ウィリアムズ…。

子供の頃は原作好きすぎるあまり本作のことを「まあ悪くはないけど原作の良さを十二分には引き出せていないかなあ~」なんてクソ生意気な評価してたけど、大人になってから見るとなんとよく出来た素晴らしいファンタジー映画であることか!
いやもう夢に溢れてる。30手前でもワクワクしますよホグワーツ!
なにもない駅のホームの柱に突っ込んでいったり、百味ビーンズ食べたり、ダンブルドアのカード6枚集めたりクディッチ観戦したり楽しそう。


▼やっぱり主役3人!
当たり前だけどみんな若い!
特にハリーポッター役ダニエル・ラドクリフなんて直近の記憶が『グランドイリュージョン2』の胡散臭いチビ髭富豪でストップしてるから、うわ~幼い~マジこども~と感慨に耽ること必至。光陰矢のごとし。

子どものときはあまりタイプでなく良さがイマイチ分からなかったエマ・ワトソン、いやむちゃくちゃかわいいし美人やん!なぜ気付けなかったんだwhen I was young.

ロンはキャラが本当にズルい。ルパート・グリント最高のはまり役。3人の中では正直一番好き。一番普通の人に近いから親近感ゆえに人気あるんだろうね。

その他、生徒に厳しくありつつもクディッチやグリフィンドールへの愛を隠しきれてないマクゴナガル先生(マギー・スミス)、言ったらアカンことを言わずにいられないハグリッド(ロビーコルトレーン)、全てを知った上で改めて見るとなんかもう素敵で仕方ないスネイプ(アラン・リックマン)、みんな好き。

あとは皆大好きマルフォイ、ネビルロングボトム、そして個人的にはウッドが格好よくて好きですね。



▼最終問題正解したら1200ポイントです!(え…今までコツコツ貯めてきたポイントなんやったん。。)的なガバガバ結果発表~!

最後の結果発表はダンブルドアの贔屓が炸裂してて大好き。スリザリンサイドからしたらマジで萎える発表の仕方で笑ってしまう。



徹底的にスリザリン=純度100%の悪として描いてたり、敵との戦いの結末があっけなかったり、子供の頃にうーんとなってイマイチハマりきれなかった部分は特に気になりませんでした。
主要キャスト、音楽、映像、雰囲気の勝ちです!

なんだかんだ最後に愛は勝つ感あるのも分かりやすいし大衆向けファンタジーで最高。

こどものときよりも評価爆上げ。
原作の世界観を損なわず映像化に成功した実写化映画!認定。



▼その他所感
・ハーマイオニーの喋り方(笑)
口の開き具合凄い。

・ロンのRシャツかわいい

・スネイプ格好良すぎませんかね

・スリザリンとかいう中二病軍団

・ドーナルグリーソンはよ出てきてほしい~賢者の石はまだでしたか

・大学時代の友達3人と当時から社会人になってからも毎年欠かさず集まってUSJに遊びに行ってて、ハリーポッターのテーマを聴くとUSJのハリーポッターゾーンがまんま頭に浮かぶ。オリバンダーの店といい、本当にUSJの再現度の高さは素晴らしい。ああ、来年は行きたいなあ。



秘密の部屋以降も再上映して欲しいなあ。
わたもち

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