すっごい情念を感じる映画!
アーニーとデニスの関係にも含みがあるカンジ。
アーニーは典型的なナード。
に対して、
デニスはアメフト部の花形選手でイケメンで性格も良い。
2人は自他ともに認める親友。
でもさ、やっぱりデニスはアーニーを下に見てる部分はあると思うんだ。
「お前にオンナを紹介してやるよ〜」
なんて会話はまさにそう。
それでもそれは人間として仕方ない部分ではある。
親友の為には命をも張るようなイイヤツの無意識的な部分まで責めたらこの世に良い人間なんて1人も居なくなる。
そう、人間なら仕方ない。
クリスティーンは車だから人間の理屈は通じない。
「アーニーのために!」を合言葉に、デニスとアーニーの恋人・リーがちゃっかりイイカンジになってるのをクリスティーンはどんな気持ちで見てたのか。
潰されながらもリーを殺すために向かっていく様は
「ホラ見なさい!」とでも言いたげに見える。
当然、喋ることもなければ表情もないクリスティーンだけど燃えるような情念を感じた。
ちょっと応援しちゃったよ。
面白かった〜。
「クルマ映画」とか「ホラー映画」というジャンルを超えてゾクゾクした。