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アンタッチャブルのBaadのレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
3.2
モリコーネの映画で紹介されていたクリップが面白かったので見ました。
久しぶりのデ・パルマです。

丁寧に、スタイリッシュに映像を撮っていてさすが、という感じですが、テーマに比して映像が重厚すぎる感じです。

映画館で観ないと映像の良さもわからない感じですが、物語の内容からして映画にする必要も映画館で見る必要もない感じです。

大河ドラマみたいなモリコーネの曲も大仰すぎてミスマッチ。

お仕事の話なんだから、もうちょっと捜査の様子も詳しく見せてサクサクと話を進めて欲しいところ。

物語と監督と手法の乖離を感じました。それぞれの仕事は単体なら超一流なのに、一緒にすると平凡なものになってしまう。あら不思議。

収穫はこれが出世作というケビン・コスナーのかっこよさかな?
若い頃はランビール・シンさんに似ているのですね。
シンさん、誰かに似ていると思ったのですが、そうか、ケビン・コスナーだったのか。
ちなみに私のいちばん若い叔父にも良く似ております。

でもいちばん惹かれたのはウォレス役の役者さんの演技でした。見てて飽きないので最後のシーンまで登場してて欲しかったな。

エピソードとしてはまだ腐ってない捜査官をリクルートしに行くところが良かった。
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