キャッスルグレンギャリ

1941のキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

1941(1979年製作の映画)
2.9
U-NEXTで鑑賞。
これは酷い。興行的に失敗作だったそうだがその通り。
オープニングで本作より前に大ヒットした「ジョーズ」のパロディが披露され、ここでバカ受けしたことでしょう。

その後はちっとも面白くない。
滅茶苦茶ということばは本作のためにあるのではないか。

ブルースブラザースの二人等人気一流の俳優、スタッフと多額の費用をかけたのに、監督がダメだとこんな作品ができてしまうのですね。スピルバーグは本作で失敗してからコメディ作品は製作に徹し、監督は他人に任せているそう。

本作は「ロスアンジェルスの戦い」という史実というかアメリカ人にとってはちょっと恥ずかしいエピソードが下敷きになったそう。本作で、こういう事件があったのか、と勉強が出来たのがせめてもの救い。

三船敏郎はスターウォーズのオファーは断ったのに、本作には出演。ついていないですね。彼は早川雪州のようなアメリカで成功した国際俳優ではなく、日本での出演作品が国際的になって成功した国際俳優なのですね。