1941の作品情報・感想・評価

「1941」に投稿された感想・評価

show

showの感想・評価

3.3
レディプレイヤー1のミフネの流れで観た。
物語展開を楽しめる類のものではない。が、作り手の才気と熱量のせいで安易に駄作なぞとは呼べない。
特にスピルバーグのアニメ的ともいえる感性が、ケレン味のある芝居と呆気なく壊れていく物質に何度も現れる。そしてそれが中身の無いバカバカしさに奉仕されるという贅沢。
ダンスシーンの楽しさは特別。
全編どこかミュージカル的と思わせるようなムードをはらんでいて、「ウエストサイド物語」が一層楽しみになる。
Taul

Taulの感想・評価

2.0
これがスピルバーグ?と思った戦争コメディ。太平洋戦争勃発の年号はこれで覚えた。
netfilms

netfilmsの感想・評価

3.5
 1941年12月13日朝7時、北カリフォルニア海岸。ある女の子が車でやって来て、裸で海に潜るとあたりが急に騒がしくなり、突如潜望鏡が海面から突き出した。日本海軍の潜水艦が浮上する。羅針盤の故障で、司令官ミタムラ(三船敏郎)は進路を見失い、ハリウッドへ向かっていたはずの日本軍の戦艦はカリフォルニアの沖まで来てしまう。今作はスピルバーグ初の戦争映画でありながら、のちの『シンドラーのリスト』や『プライベート・ライアン』で度々見られたシリアスさはどこにもない。冒頭、明らかに自らのヒット作である『ジョーズ』を大胆にセルフ・パロディ化する。ここで彼女を襲うのはサメではなく、潜水艦の潜望鏡である。アメリカは数日前の真珠湾攻撃の報せを受け、一般市民の混乱は収まっていない。その最中に海上に突如現れた日本海軍のニュースに慌てふためく。本来ならば街はクリスマスの準備で大忙しで、軍人たちは束の間のダンス・パーティを楽しむはずだったが、日本軍侵略の恐怖に怯えた軍人や一般市民は、見えない敵に脅えながら悪戦苦闘の時間が過ぎていく。日本軍はこの混乱に乗じて奇襲を仕掛ければ勝利は確実だったものの、どういうわけかハリウッドを目指したはずが、カリフォルニアへと流れ着いてしまう。しかも彼らがハリウッドだと思って攻撃をした場所は、ネオンツリーに彩られた遊園地だったというどうしようもないオチがつく。

 今作は歴史認識から随分と逸脱しながら、一向にアメリカ軍と日本軍の戦争が始まらない戦争映画である。登場人物tsたちは悲喜交々のドタバタ劇の顛末へと何度も脱線を繰り返しながら、一向に戦争という主軸に戻ることはない。戦闘機の中でセックスに興じたり、好きな女の取り合いをしたり、とりとめのない行動に打って出る。唯一まともに見えたワイルド・ビル・ケルソー(ジョン・ベルーシ)も日本軍の戦闘機を撃ち落とすつもりが、誤って味方の戦闘機を攻撃してしまう始末である。彼らのナンセンスな行動は戦争そのものを無力化し、敵味方の焦点さえ曖昧にする。今となっては信じられないが、スピルバーグの戦争との関わりは喜劇から始まったのである。その中でも特に印象に残る場面として、アメリカ軍の司令官がハリウッドの映画館で陽気にディズニー映画『ダンボ』を観ている場面がある。これは実際に第二次世界大戦において日米間の緊張状態が頂点に達した時期に劇場公開された。だから史実通りである。しかし司令官はこの映画を食い入るように観ながら、ダンボに対するジャンボの愛情が滲むワンシーンに涙をこぼして感動する。ハリウッド大通りに面した集会場では慰問班のダンス・パーティが開かれており、乱痴気騒ぎはやがて大乱闘に発展し、ハリウッド大通りに場所を移され展開するが、司令官は映画館で『ダンボ』に見入っているため、この暴動の一部始終を知らない。実際には彼らは戦地へ赴き、映画など観ている暇はなかったはずだが、スピルバーグは映画館をここで巧妙にシェルターに例えるのである。

 クライマックスの遊園地のゴンドラから敵機を迎撃しようとするクロード(マーレイ・ハミルトン)の老人力には唖然とさせられる。どういうわけかワイルド・ビル・ケルソーが乗る戦闘機を攻撃し、操作不能になった機体がハリウッド大通りに不時着する一連のシークエンスは実にあっけらかんとして馬鹿馬鹿しい。また、海岸沖に現われた潜水艦を撃沈させようと考えた民間人ダグラス(ネッド・ビーティ)は、手柄を急ぐあまり、逆に立派な家を壊滅させてしまう。日本軍もドイツ軍と仲間割れを起こし、三船敏郎にドイツ軍将校であるクリストファー・リーは背負い投げで海へ落とされるのである。スピルバーグはアメリカ人もドイツ人も日本人も、戦争に向かう人間は皆バカそのものだと言いたかったのだろうが、残念ながら彼には決定的にコメディを作る才能がなかったのである。同様に三船敏郎の形式ばった演技からもナンセンスな戦争映画をやっている感じはしない。興行面でも批評面でも散々な結果となり、今となっては南カリフォルニア大学でジョージ・ルーカスやジョン・ミリアスの後輩だったロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルのいわゆる『バック・トゥ・ザ・フューチャー』コンビを初めてハリウッドに送り出した作品としての評価の方が高く、スピルバーグのフィルモグラフィの中での位置付けはあまり高くない。むしろ1979年としては、ゼメキスの初監督作である『抱きしめたい』の出来に当時のスピルバーグがどれだけ嫉妬したかは想像に難くない。
「いつ面白くなるんだろう」と思いながら観てたら、いつのまにか終わってたw。
荒野

荒野の感想・評価

3.5
観覧車先輩から(これが本当のミフネ作戦です!)。頭蓋骨の中に筋肉しか詰まってないような映画。騒がしくて馬鹿馬鹿しい。たくさんお金がかかったんだろうなあ、なぜかけてしまったんだろうなあ、という至極の150分。全然嫌いじゃないです。家が文字通り消えていくラストには笑い過ぎて涙がとまらなかった。最高のクソ映画じゃないか。
春21号

春21号の感想・評価

3.0
面白く無かった!スピルバーグなのに!
馬鹿ばっか!オープニングは上手でした。
スティーブンスピルバーグ監督初期の戦争コメディ映画。

真珠湾攻撃で大打撃を受けたアメリカは、日本が次に攻撃するのはアメリカ本土...と怖がって、ちょっとしたことにびびりまくるハチャメチャコメディ。

アメリカ人の知能指数低すぎて、建物が爆発したり、家壊したり、街破壊したり、何がなんだが。
ずっと破壊しまくってて、途中で飽きる。
スターウオーズに出演拒否した三船敏郎がなぜかこの作品に出演してるんだけど、唯一日本軍シーンだけは締まっててギリギリ見れるようにはなってる。

主人公も誰なんだかよくわかんないし、ストーリーもあるようでなくて、間違いなくスピルバーグの駄作と言える。

規模は大きいし、皆アホすぎるから愛すべき駄作とも言える。
でも
スピルバーグ監督の中でも異色の作品

巡りめくギャグの連続
面白いんですが、ギャグがメインになりすぎて肝心の内容がよくわからない。もう誰が主人公なのかも不明。
もう架空の世界とかにしたらいいぐらい、中途半端に第二次大戦のことをかくから余計に意味がわからなく…

何も考えなくて、力を抜いて観てください。いい意味で裏切られますよ
ハ~リウッ~ド~\(^o^)/



スティーブン・スピルバーグ監督 1979年製作
主演ジョン・ベルーシ、三船敏郎



シリーズ「娯楽映画で振り返る太平洋戦争」

今日、お届けするのは、スピルバーグ監督異色の戦争コメディ映画「1941(イチキューヨンイチ)」
偉大なる失敗作と評される作品ですが、僕は嫌いじゃないんだなぁ(笑)
だって、憎めないでしょ?
ハチャメチャぶりがたまりません( ˘ ˘ )ウンウン



脚本はロバート・ゼメキスとボブ・ゲイル
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の黄金コンビです。この脚本は、大学を卒業したての2人がジョン・ミリアスに必死に売り込んで、スピルバーグ監督を紹介してもらったんだそうですよ。




どうしてこれを今日、レビューしたかと言うと、映画で描かれるのが、1941年12月13日、真珠湾攻撃から1週間後、今日の話だからです(^-^)/
これは擬似「今日は何の日」だよね~。


もともとのタイトルは「ジャップ襲撃の夜」
ハワイの次は自分たちじゃないか!と怯えるアメリカ国民の姿が描かれます。

実は、このストーリー、1942年2月の「ロサンゼルスの戦い」をヒントにしていますよ。日本軍の攻撃を誤認した陸軍が対空砲火を行い、いるはずのない敵を迎撃したのだそうです。

また、日本軍の潜水艦が南カリフォルニアを砲撃するのも実話だそうで、それをヒントに話を広げたんですね。

他にも戦時下のエピソードがたくさん使われているようです。

日本軍が攻撃してくると信じてしまったアメリカ人の慌てぶりをギャグにしたんですが、アメリカでは受けなかったようですね(T_T)





いきなり「ジョーズ」のセルフパロディから始まる。音楽もジョン・ウィリアムズだし(笑)
これで、この映画がどんな作品なのかが分かりますよね( ¯−¯ )フッ

バカばっかしだもんね~(笑)


それにしても、今作もジョン・ウィリアムズの音楽はサイコーですね~。軽快で胸踊ります!


ウォーリー役のボビィ・ディ・シッコはよかったなぁ。特に、ジルバの大会でのダンスシーンは素晴らしかった。


日本軍の伊19潜水艦、艦長のミタムラを演じるのは世界の三船敏郎\(^o^)/
真面目に演じれば演じるほど、笑えてきます!


艦に同乗するドイツ軍兵士はクリストファー・リーですよ。軍服がめっちゃ似合ってました!


ダン・エイクロイドはこれが映画デビュー作です。でも、ジョン・ベルーシとの絡みは無し。それでも、これが運命の出会いですよね!


同じく、ミッキー・ロークも初出演。
好青年でしたね~\(^o^)/


ハリウッドの映画館では「ダンボ」を上映してましたね。「ダンボ」は1941年の10月公開ですから( ˘ ˘ )ウンウン
実は「ダンボ」はスピルバーグ監督が人生で一番好きな映画ですよ。


スピルバーグが自らの幼児性を存分に発揮したトンデモ作品です。
今だからこそ、見て面白さが分かりますよ( ˘ ˘ )ウンウン
ぜひ、ご覧下さい\(^o^)/
購入したDVDで鑑賞。

【あらすじ】
真珠湾攻撃から6日後の1941年12月13日。次は本土かと人々が怯える西海岸に、大日本帝国海軍伊19潜水艦がひっそりと迫っていた…。

自他共に認めるスピルバーグの駄作映画。コメディ作品でありながら、ギャグのセンスが壊滅的だ。人を馬鹿にしたような騒がしいだけのギャグが約2時間ひたすら続くのは、もはや拷問に近い。
そんな作品の中で唯一輝いているのは「世界のミフネ」こと三船敏郎。スターウォーズの出演を断って悔しい思いをした三船は、台本を読んだジョン・ウェインが激怒するほどのダメ映画を何とか観られる形にしようと最大限の努力をしている。当時の軍関係者から潜水艦の資料を借り、「帝国軍人」としての演技指導を率先して行う。これらの努力により三船が登場するシーンは緊張感のある戦争映画っぽさが生まれている。その甲斐あってか、終盤での観覧車砲撃シーンは、つまらないドタバタ劇を繰り返す観覧車側(アメリカ陣営)と馬鹿真面目に攻撃する日本軍潜水艦が交互に映し出されることで雰囲気のギャップが面白いシーンとなっている。明るく照された遊園地と暗闇に包まれた潜水艦との光の対比関係も、このシーンをさらに盛り上げる素晴らしい要素となっている。
個々の演出を取り上げれば中々良いシーンも多いのだが、しつこくて笑えないギャグのせいで台無しになってしまっている残念な作品。アメリカ陣営にも三船敏郎のような「真面目キャラ」がいたらメリハリのある面白い作品になったのかもしれない。
>|