1941の作品情報・感想・評価

「1941」に投稿された感想・評価

購入したDVDで鑑賞。

【あらすじ】
真珠湾攻撃から6日後の1941年12月13日。次は本土かと人々が怯える西海岸に、大日本帝国海軍伊19潜水艦がひっそりと迫っていた…。

自他共に認めるスピルバーグの駄作映画。コメディ作品でありながら、ギャグのセンスが壊滅的だ。人を馬鹿にしたような騒がしいだけのギャグが約2時間ひたすら続くのは、もはや拷問に近い。
そんな作品の中で唯一輝いているのは「世界のミフネ」こと三船敏郎。スターウォーズの出演を断って悔しい思いをした三船は、台本を読んだジョン・ウェインが激怒するほどのダメ映画を何とか観られる形にしようと最大限の努力をしている。当時の軍関係者から潜水艦の資料を借り、「帝国軍人」としての演技指導を率先して行う。これらの努力により三船が登場するシーンは緊張感のある戦争映画っぽさが生まれている。その甲斐あってか、終盤での観覧車砲撃シーンは、つまらないドタバタ劇を繰り返す観覧車側(アメリカ陣営)と馬鹿真面目に攻撃する日本軍潜水艦が交互に映し出されることで雰囲気のギャップが面白いシーンとなっている。明るく照された遊園地と暗闇に包まれた潜水艦との光の対比関係も、このシーンをさらに盛り上げる素晴らしい要素となっている。
個々の演出を取り上げれば中々良いシーンも多いのだが、しつこくて笑えないギャグのせいで台無しになってしまっている残念な作品。アメリカ陣営にも三船敏郎のような「真面目キャラ」がいたらメリハリのある面白い作品になったのかもしれない。
琉太

琉太の感想・評価

4.0
ハチャメチャコメディ
テレビCMの編集が上手かったのか興味引かれ期待して見に行った
アメリカンコメディが好きになるきっかけかも?
ベルーシ出演作
1980年11月16日、池袋・文芸坐で鑑賞。(2本立て)

スティーブン・スピルバーグ監督の壮大なる失敗作。

三船敏郎が真面目な顔して喜劇というのはある意味笑えるのかもしれないが、全く面白くない喜劇映画(?)であった。

観覧車が転がる場面は印象的。
ごじ子

ごじ子の感想・評価

1.6
Spielberg監督の個人史においての意味はあるけれど、映画そのものへの感想は…。実力者が予算と能力をおかしな方向に使って自己満足に終始した映画という認識に終わる。戦争をちゃかしてノンストップでギャグと爆破が続くのだけれど興味が湧かぬ。たくさん織り込まれたモチーフやパロディも勉強不足ゆえ楽しめず。
水曜日

水曜日の感想・評価

3.5
何故か『ダンケルク』とダブった。この映画であちこちで起きるドタバタのモンタージュは、『ダンケルク』の生死の境目の連続とリズムが似てると思う。
それにしてもベルーシはカッコ良いな。三船敏郎と対比(日米の文化的な)が活きてる。
初)御大スピルバーグ監督のコメディ作品。ベテランコメディアンや大御所俳優を起用して画面の中を盛り上げているが、全体的に画面が暗いし、終始バタバタして物が壊れているだけで面白くない…御大がコメディが苦手なのがよく分かった。神様にも苦手なこともあるもんだ。監督はRゼメキスに任せ、三船サンはきちんと作品選んでスターウォーズに出るべきでした…
sukekooo

sukekoooの感想・評価

3.0
全てを破壊するのかと思わせるようなシーンが多くて思わず笑ってしまう。特にペンキ工場に車で突っ込み、色とりどりの飛沫が映るシーンは最早綺麗だなと感心してしまうほど。監督自身の破壊衝動があるのではないかと勘ぐってしまう。
日本軍が腑抜けた感じのセリフばかりなのも、どんちゃん騒ぎのアメリカ兵も滑稽で面白みがある。
中庭

中庭の感想・評価

3.9
スピルバーグの映画で唯一、女の裸が下ネタの的な笑いのために使われる。戦闘機とセックスを重ね合わせた隠語遊びは、笑えなさと下品さが最高潮に達するアイディア。
日本の潜水艦が沈む際にハッチが開いたままで、水が流れ込むのを必死でくい止めるって流れが三回以上あった。
妥当性も根拠もない空虚な破壊描写やパニック描写が延々と続き、何もかもが空転して痛覚が麻痺するときのような、映像的快楽がある。
Tasso

Tassoの感想・評価

3.5
スターウォーズの出演を断って後悔した三船敏郎が出演依頼を引き受けてもっと後悔したとされる作品。スピルバーグの自他共に認める駄作として有名。

笑うのがタブーのようなテーマ、笑えるシーンの少なさ、ラストの宙ぶらりん感など叩かれる要素が多いが、バカみたいな製作費をかけた破壊シーンが延々続くためマイケルベイも真っ青なド迫力エンターテインメントに仕上がっている。ジョン・ウィリアムズの音楽も相まって楽しい。

物語は抜きにして映像と雰囲気だけ楽しむつもりで見れば案外悪くない。そんな映画でした。
脚本にロバート・ゼメキスの名があって驚いた。スピルバーグ監督の大いなる駄作との呼び声高い本作だが、見る価値はある。
ベルーシの怪演も良いし、バカバカしいことに時間と金をかけられるって最高だなと思う。当時SFXの最先端をいっていた特撮技術も良かったし、ジョン・ウィリアムズの音楽も良い。
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