Hagieen

アンナ・マデリーナのHagieenのレビュー・感想・評価

アンナ・マデリーナ(1998年製作の映画)
3.2
金城武、アーロン・コック、ケリー・チャン主演。

ピアノの調律師であるチャン・ガーフは依頼主の下で仕事する傍ら依頼主の別れ話の痴話げんかに遭遇。仕事を終え帰宅する際に、痴話げんかの原因の男モッヤンがバスに乗ってきた。色々と話すうちに宿無しのモッヤンはチャン・ガーフの家に転がり込み居候。
そんな中、同じマンションに越してきたモク・マンイーに心奪われるガーフ。モッヤンはマンイーに敵意むき出しで絡んでいたが・・・

若手美男美女による青春群像といった感じ。このころのアーロン・コックはイケメンすぎる。金城武もこういったナイーブな青年役がはまっている。
ピアノの調律師ってことでタイトルである「アンナ・マデリーナ」と絡めたオシャレムービーを画策したと思われるし、当時の香港映画としてもオシャレ感は随一だったと思う。ナイーブな金城武とダメ男だがもてまくるアーロンの対比もうまいし、ヒロインに女性受けよさそうなケリー・チャンという事でターゲット層は女性ファン。

当時観たのだが内容はスッカリ忘れていて、アーロンかっこよかったのと雰囲気がオシャレな印象しかなかったので再度視聴したが、やっぱり同じ感想。話はそんなに面白くないし、途中挿入されるモッヤンの本の話も蛇足に感じる。まぁ、ターゲットは女性なのでイケメンを愛でる映画かな。
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