テレサ・ウー監督、西城秀樹、ムーン・リー主演。
ゴールデントライアングルでの麻薬製造ルートを壊滅させられた香港マフィア。
その報復と金をめぐる抗争の中、特殊部隊エンジェルが招集される。
西城秀樹が香港映画に出ると話題になった本作。
当時の香港のアクションの撮影方法について、高所からの飛び降りに段ボールのボックスが積まれているだけとかその危険度を語っていたインタビューを思い出す。
当然スタントダブルとかも使っていると思うが、西城秀樹のアクションもかなりイイ。
ライブで高所での中吊りとかやりまくってたヒデキなので高所は得意そう。
主演はヒデキと思っていたが、ムーン・リーが主演としてのシリーズらしい。
ミシェール・ヨーの皇家師姐に対抗して制作された女性アクション路線のようだ。
それもあってムーン・リーのアクションがすさまじい。
60メートルの高所でのスタントも命綱無しでこなしたとか・・・（香港映画界はホント命がけ）
しかし、この時期のムーン・リーは可愛すぎる・・・
敵マフィアの女ボスがシンシア・ラスターこと大島由加利。
原田知世系の可愛らしい風貌からは想像できないサディスティックなボスを演じている。
アクションもキレキレで、ムーン・リーとの対決も見どころ多し。
いや大島由加利もエンジェルに入れてやれよ（配役的に）と思った。
時代的にバブリーな雰囲気もあり、BGMもシンセ主体のゴージャス感。
香港においてもいい時代だったんだなと見て取れる。
携帯電話とかめちゃくちゃでかいが。
あまりフューチャーされていないが、007並みに天使達の秘密ガジェットもあったりで、
色々仕掛けてたんだな・・・と。
後続のシリーズはヒデキは出なくなるが、天使シリーズはリメイクして欲しいな。
あとムーン・リー主演作もBlu-rayボックスとか出して欲しいｗ
