Hagieen

テキサスのHagieenのレビュー・感想・評価

テキサス(1966年製作の映画)
3.4
マイケル・ゴードン監督、ディーン・マーティン、アラン・ドロン主演。

婚約者のフィービーと結婚するためにアメリカに来たフランス貴族のバルタザール。
フィービーに横恋慕する騎兵隊の男ともみ合いになり、騎兵隊の男は事故で死んでしまう。
殺人の疑いをかけられバルタザールは逃亡し、フィービーとテキサスで落ち合うのを約束する。

逃亡の途中、バルタザールは開拓民を護衛するサム・ホリスに銃の腕を見込まれ用心棒となる。
粗野なサムと紳士たろうとするバルタザールは互いを非難しながらもテキサスを目指す。

ストーリーは王道だが、軽妙な会話やスラップスティックな展開のコメディ作品。
悪役のコマンチ族も、できの悪いリーダーの息子を抱えどこか憎めない演出。
生贄にされそうなところを救ったコマンチの娘も、あっさりとバルタザールになびく。
や、命救ってくれたのは判るが、ある意味仲間を売る変わり身の早さ。
まぁバルタザール(アラン・ドロン)なので観客も疑問に思わないんだろうw

ディーン・マーティンもスケこましなキャラで、カッコつけている割には何もしていない。
相棒のインディアン・クロンクとのやり取りがのほほんとしている。

ラストの決闘シーンは「そう来たか」という感じ。
詳しくは書かない。ただ上島竜兵を思い出したw

西部劇としては異色だと思うが、今作はアランドロンの西部劇一作目らしい。
ハリウッド進出したばかりの頃なので、何でもやらないといけなかったのかねw
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