Tラモーン

シャーク・ナイトのTラモーンのレビュー・感想・評価

シャーク・ナイト(2011年製作の映画)
2.7
なんでこれクリップしてたのかな…というサメ映画を上半期最後の日に供養です。


大学生のニック(ダスティン・ミリガン)は夏休みに友人たちと憧れのサラ(サラ・パクストン)の別荘へとバカンスにやってきた。湖に囲まれた島で楽しく過ごす彼らだったが、突然友人の1人がマリンスポーツの最中に何かに腕を食い千切られる。その湖にはいるはずのないサメが大量に生息していたのだった。


これはなかなかいいサメ映画!
バカみたいにサメの能力がインフレしてないし、オオメジロザメ、シュモクザメ、ダルマザメ、イタチザメ…といろんな種類のサメが出てくるのも珍しくて楽しめる。

冒頭30分くらいの大学生たちのバカンスがなにひとつ面白くなくて、サメが出てくるまで異様に退屈なところに目を瞑れば、最初の犠牲者からのテンポはとても気持ちがいい。

劇場公開は3Dだったようで、画面奥から泳いでくるサメの映像になかなかの拘りを感じた。水上スキーのシーンのサメジャンプは結構な迫力。
湖の水が適度に濁っててよく見えないのもいい感じに恐怖感を煽る。

ダルマザメに生きたまま食いちぎられるのも嫌だし、水に落ちた瞬間にこっちを見てくるイタチザメも不気味で怖いし、やっぱりサメ映画は生々しくないとだよね。

ラストでいよいよ登場ホオジロザメのシーンはCG感があまりなくて『ジョーズ』リスペクトを感じるオリでの格闘は緊迫感あってヨシ!
隙間から逃げられるやろとか言わないの🦈

結構全体的にいいB級感なんだけど、エンドロール後にすべてをブチ壊すようなクソラップMVが流れ出すの本当最高。これで星−0.3ってとこかなミ★

あと恐らく予算の関係だろうけど、ガンズは流れないよ!
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