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審判のotomのレビュー・感想・評価

審判(1963年製作の映画)
5.0
2021年11月7日
原作読んだので久々に。『掟の問』を踏まえた悪夢、不条理感は概ね同じなものの、大胆な脚色をしつつ、それでいてきっちりまとめてくる辺りが改めて凄い。それよりも近未来、古風問わずやたらに巨大で圧倒的な建造物と空間に息も詰まりそうな閉鎖空間と、更にはやたらと絵になる画面構成とでやっぱりクオリティ高過ぎ。ロミー・シュナイダーのレーニ可愛い。

2013年1月1日
ボックスセットを貰ったので久々の鑑賞。悪夢としか言い様がない圧倒的な息苦しさが、完璧な映像で描かれている。繰り返し流れるアルビノーニも非常に効果的で素晴らしい。オーソン•ウェルズの作品の中でも特に好き。
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