「俺の親父が本当はどうやって死んだか、お前知ってるか?」
なんとなく、見やすい尺のアキカウ作品を見たくなり。
例によって、超有名な原作小説は未読。「生きるか死ぬか、それが問題だ」的なセリフがある、悩める青年の悲しい話…みたいな超ザックリしたイメージがあるだけ。
これは…ハムレットファンの人に怒られるんじゃ無いか?笑 もうパロディだよね、これ
最初から最後までヌル〜っとしたコントを見てる感じ、もうめっちゃコメディだった。
てかそもそも、ハムレットってシュッとした若いイケメンのイメージがあったんだけど、この作品のハムレットは下膨れ気味のおじ…さん…?大企業のボンボンらしい。(しかも自社株の51%を保有)
相手役に、アキカウ常連のカティ姐さん!若い!可憐だ!やはりタバコは吸うんですね。
途中めっちゃわかりやすくセリフを噛んだオフィーリアの兄。。なぜ噛んだままでOKしたの?監督…お茶目!
ハムレットがハムにがっつく…え!まさか洒落?!?!そんなバカな!
オフィーリアに相手にされないハムレット、神経をすり減らし、血迷って親友シモの彼女にキスを迫る…なんでやねん!と声が出ました笑
ちゃんとドン引く親友とその彼女。そしてこれが後々効いてくる…
えー!まさかのレディオヘッド?!(読んで字の如く)監督…お茶目がすぎる…
要所で音楽かけるのを忘れない監督
ハムレットが絶賛オフィーリアとの関係で悩むシーンで出てくるパンクバンドはRich little bitch!!って歌うし笑
マッティペロンパーおじはどこ?と思ってたら、超存在感の薄い役回りで出てた笑
あと若くてシュッとしてたから一瞬誰だか分からんかった。。
ハムレット母のまさかの退場方法、アヒルちゃん、時々挟まる愛ある日本いじり…とか、シュールなシーンが多かったから、どっちかというとカラーで見たかったなこれ…と思ったけど、幽霊の出方のチープ具合を見ると、いやモノクロで良かったのかもしれん。
あ、唯一オフィーリア終盤の浴槽シーンは美しかった。でもあそここそカラーで見たかった気もする。。