ハムレット・ゴーズ・ビジネスの作品情報・感想・評価

「ハムレット・ゴーズ・ビジネス」に投稿された感想・評価

鯨

鯨の感想・評価

-
みんなかわいそう。
運転手の告白に衝撃
最後に生き残った彼らもかわいそう。
カウリスマキ 犬 好き

白黒で更に哀愁漂う。
ハムレットとオフェリア 互いに愛し合っていたんだろうけど、オフェリアが親や兄の私情に巻き込まれたり、ハムレットを信じきれなかったりしてハムレットを拒み続けるの切ない。

オフェリア兄のステレオシーン強い。
あのシーンのせいで全部飛びそうになる。

ハムレットが一番強かな感じしたけど
結末 ワオですね〜
Sari

Sariの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アキ・カウリスマキ監督長編第4作。

シェイクスピアの原作「ハムレット」を、現代の企業をめぐる人間ドラマに翻案したブラック・コメディ。

大会社の経営幹部である兄を殺害して会社を乗っ取ろうと策略をはかっていた弟は、兄嫁と不倫関係にあり、兄のグラスをすり替え毒殺する。
会社を相続した頼りない息子ハムレットが、周囲に潜む罠や権力争いに立ち向かいつつ、父殺しの犯人を暴こうとする物語。

陰影の強い古典的なモノクローム画面と、大袈裟なほどのオーケストラの音楽が、サイレント映画のような印象を強める。

人間の欲望が剥き出しとなる毒殺や銃殺などシリアスなサスペンス・タッチから一転、ブラックジョークの効いた演出が唐突に挟まれるなど、終始、抑揚の効いたカウリスマキの映画術が堪能出来た。

運転手と召使いのカップルという貧しい者に優しさを手向ける、どんでん返しのラストが良い。

2022/07/12 DVD
adeam

adeamの感想・評価

3.0
デビュー作でドストエフスキーの名作に挑んだカウリスマキが今度はシェイクスピアのハムレットをモチーフに描いたコメディ。
中世のデンマークから現代のフィンランドに舞台を移し、主人公のハムレットが王位の代わりに経営者の座をめぐる泥沼の争いに身を投じていく物語です。
四大悲劇の一つと称される原作のストーリーを割と素直になぞりながらも、カウリスマキらしいとぼけたユーモアのある演出が施されることで、見事に喜劇として成立していました。
突然のひげ剃りや神妙な雰囲気の役員会議で回し見されるアヒルとお絵かきするハムレット、川ではなくバスタブに浸るオフィーリアなど、らしいギャグはたくさんありましたが、特に良かったのは死体を捨てに行くシーンで、映画でありがちなシチュエーションながら、山中に埋めるでも海に沈めるでもなく、最寄りのゴミ捨て場に隠しもせずにポンと置いてくるのは笑えました。
物語に関係のない犬にライブシーンというカウリスマキ印がしっかり登場しているのも良かったです。
きゃほ

きゃほの感想・評価

3.7
悲劇なのに、ハムレットがハムを食べだしたり、突然すごい勢いで髭を剃りだしたりして所々喜劇になってた。相変わらず。あのシーンは、ステレオ側もびっくりだわ。
syazu

syazuの感想・評価

3.8
欲望に走ってしまった人間の末路。
カウリスマキ監督のブラックユーモアを所々で感じながら、ある大企業の破滅を描く。

黒澤明監督の『酔いどれ天使』のラストで、志村喬さんが言っていた「人間に一番大切な薬は理性だ」というのが、この映画の登場人物全員が知っておくべきだなと思った。
第一線を越えてはいけない。
ブレッソン的な美しいアプローチで現代ビジネスの仁義なき闘争によみがえるシェイクスピア劇。毒殺!毒殺!毒殺!
mappii

mappiiの感想・評価

-
最後、毒殺祭りで笑った。

悲劇のはずなのに、カウリスマキの手にかかれば喜劇になっちゃうんだから不思議なもんだねぇ。

ま、ハムレット読んだことないから元が分からないんですけど。先生曰く、ラスト全然違うらしい。
mtmt

mtmtの感想・評価

3.5
シェイクスピアの悲劇「ハムレット」をアキ・カウリスマキ監督が舞台を現代のフィンランドに脚色したモノクロ作品。筋はおおむねオリジナルの悲劇を踏襲。しかし末節は結構激しくカウリスマキ監督っぽさが出ている。脱力系テンションでコミカルなシーンの含有、独特な楽曲の選び方と使い方、キャストが総じて感情の発露に乏しいところなど。
深緑

深緑の感想・評価

3.8
カウリスマキのレンジの広さを知った一作として記憶に残るであろう。

愛やユーモアを表現出来る人はそれと同等の振り幅で冷酷や空虚の方にも行けたりするもんだなと。

怒りにまかせて蹴ったジュークボックスからとか相手の頭にステレオをズドン!した時とかの「何かの弾みで音楽鳴っちゃう演出(しかも流れるの大抵場違いな曲)」が冴え渡っていました。
anna

annaの感想・評価

3.8
誰が正義で誰が悪?
人の思惑のズレが見事に描かれた作品。
「ハムレット」の元をちゃんと知らないから楽しみ半減かもしれないけど...。

バチッと絵がハマってるところは思わずうふふ☺︎となる。
>|

あなたにおすすめの記事