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レナードの朝のhayatoのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
3.9
【治らないと思ってたのに、その後奇跡が起きた。医者と患者の支え合った感動の実話。】

★名台詞

●レナード『I will not ... see you anymore. I just want to say goodbye.』
(俺は、もう君とは会えないよ。
これでさよならだ。)

今までこんなに辛くて悲しい別れってあるのでしょうか。

●ドクターセイヤー『Why does that not comfort me?』
(なんでこんなに辛い…)

エレノア『Because you are a kind man.
Because he is your friend.』
(それはあなたが親切だから。それに彼があなたの友達だからよ。)

映像を観ながらのこのシーンは泣きます。

《ストーリー》○
《演技》◎
《音楽》○
《展開》○
《笑い》△
《感動》○
《泣》○
《ハラハラ度》△

★感想

こんなにも豪華な共演で素晴らしい演技が観れるなんて!!

原題のawakeking.の目覚め。
色んな目覚めがある。

ロビンウィリアムズの先生として真摯に受け止め、患者と立ち向かう姿勢。
ロバートデニーロの患者に成りきり震えていて、必死に生きようとする姿勢。

どっちも良く絡み合ってハーモニーを奏でるかのように演技をしていてさすが大スターだと思った。
今は亡きロビンウィリアムズの演技がもう見れない事がとっても悲しい。

精神病患者と向き合うのって難しいよね。

私も母親がそうだったから、どう向き合っていくのかが辛かった。
患者だって死んではないし、同じ人間なんだ。
ただ、私が実体験で同じように苦しんでいる人が居たら、その方目線で物事を考えることが一番だなって思った。
同じ映像を見たり、身振り手振りを真似したりね。

少しずつ歩み寄れば、向こうからも分かってくれる。
最後がとってもクラシックの静かで心に響く旋律みたいにとっても良い映画でした。

ロビンウィリアムズの笑った時にくしゃっとなるのがとっても可愛いというか、癒されますよね笑
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