これぞ完璧な脚本だな、と思って橋本忍さんの事を調べたら「羅生門」や「生きる」などなどを書いた方だったんですね。
好きな作品ばかりなのに恥ずかしながら存じ上げておらず、なおかつ100歳を迎えてご存命という事を知り更にビックリ!
仲代達矢さんも素晴らしくて、この間を持たせられる俳優はそうはいない。
現代には武士はいないものの、今でも人としての面目と、組織、階級の面目をごっちゃにしてしまう人が多くいる。
自分も多分例外ではない。
武士の面目なんて無理して守ったところで傷つくのは周りの人間なのに。
1つのテーマを何層にも張り巡らせている完璧な脚本。