30年代、フェリーニの故郷でのいくつかのエピソードが描かれる。
最初はストーリーのない映画?と思ったけど、見ていくうちに登場人物など分かってきて面白くなる(初見の人は、見る前に設定を確認しておいた方が、分かりやすいかも)。
シックな色遣い、服装や町並みもおしゃれなのに、イタリア語の勢いと大きなジェスチャーがミスマッチ。癖のある人も多い。
面白い、変だなと思うけど、時に本当に高級だったり、美しかったり、幻想的だったりする。そのバランスが魅力的。センスの良さを感じる。
画面のサイズがビスタなので、いつも見てる邦画とは作りがだいぶ違っていて、それも面白かった。
「生誕100年 フェデリコ・フェリーニ映画祭」