困ったちゃん

フェリーニのアマルコルドの困ったちゃんのレビュー・感想・評価

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)
3.5
綿毛が舞う春から再び綿毛が舞う春へ。ある町の季節の移り変わり。

フェリーニ自身の少年期を投影したというチッタ少年の周りで起きる出来事。遠い昔の情景を懐かしみながら話す酒場のおじさんの頭の中を映像化したようなノスタルジックな雰囲気。

訳あって離れて暮らす叔父さんのエピソードが印象的。何てみんな寛容でほんわかしていて憎めないんでしょう!

新たな春を迎えた頃ちょっぴり成長したチッタが微笑ましい。
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