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ロボコンのtackyのレビュー・感想・評価

ロボコン(2003年製作の映画)
4.0
周南コンビナートを背景に、颯爽と自転車で坂を降りる長澤まさみ。
もうこれに尽きるでしょう。

この作品を観たのちに、NHKの深夜の「ロボコン」を見まくってた時期が懐かしい。

長澤まさみの原点であり、理系高校生の甲子園「ロボット・コンテスト」を描いたこの作品は、青春映画としてはゆったりと進むが、意外にも熱い感情が溢れていて、とても感動した。

チームの四人もさることながら、脇役まで魅力的な人物として描いてある。
また、ところどころBGM無しで、二人の人物のゆったりとした会話を、正面ショットで捉えた構図。などなど上質のフランス映画を観ているみたいだった。(少し褒め過ぎかも)

「夢先案内人」を唄う長澤まさみもカワイイが、
長澤まさみにしばかれた小栗旬が、メガネを壊して、次の日コンタクトにしてきたのを見て、ドキッとするところで、胸がキュンとなった。

青春だぁ!
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