泉澤直人

127時間の泉澤直人のレビュー・感想・評価

127時間(2010年製作の映画)
3.9
孤独の辛さが非常に強く出ていて、印象深かった。面白かった。
この映画の予告編を見た時に、割とバカバカしい内容なのかと思ったら、とんでもなく大間違いだった。水・食料がないし、スコールも来るから幻覚・妄想も半端ないし、生き残るためには痛々しすぎる決断もしなければならない(一瞬目を背けました笑)。これが実話だということが信じられない。人間はひとりでは生きていけないことが鮮明すぎる位に伝わってくる。

でもだからこそ、人間の火事場の馬鹿力が描かれている作品だと思う。
どうしようもなく追い込まれた人が観れば、動き出すきっかけになりそうです。
泉澤直人

泉澤直人