意外にも、感動した。感動とかそんな映画じゃないかもだけど。
『12人の怒れる男たち』同様、基本ひと部屋の会話劇。
でも、展開も転々とするし飽きない。
ミステリー要素も若者の苦悩のドラマも詰まっていて、内容てんこもり。
間延びしそうな所は映像と演技でもたせてる。
杉咲花が最早バケモノだった。何を考えているのかわからないけど、何を感じているのかはなんとなくわかる人物が見事に表現されていたと思う。
人は何のために生きるのか?を真剣に「子ども」たちに考えさせてしまうかもしれない世間に、”抗議”したい気持ちになった。