このレビューはネタバレを含みます
普通に面白かった。でも、報道とか評判によってやっぱりハードルが上がりすぎてた気がする。
前半は、確かにホラーパートとして完成はしてるけど、ちゃんと見てると(いや、そんなことないけど)ふざけてる部分がちゃんとあるから、何かの前フリだと確信できた。
ゾンビの動きもワンパターンで演技も酷いし、台詞も「斧がこんな所に!私ツイてるわ」など。
何より、あれだけ動き回ってる監督がゾンビ化してないのが辻褄が合わなすぎる。笑
そこでリアリティがないから、全く怖くなかった。笑
後半は、裏で起こっていたトラブルが全て明らかになる訳で、回収されていく気持ち良さと、不必要な台詞の応酬による笑い(親父にもぶたれたこと…etc.)があり、面白かった。
特に、無駄に長いシーンだった理由がわかる所が良かった。
単に笑える話ではなく、トラブルを乗り切った達成感を分かち合うスタッフと出演者の描写と、父親を見直す娘の物語があってよかった。あれがないのとあるのでは、多分満足度が大きく違う。
そして、こういう映画が評価されたことが何だか嬉しいかった。