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ケープ・フィアーのDJkokiABEのレビュー・感想・評価

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)
3.5
過剰なまでに狂気の復讐を果たそうとするマックス(ロバート・デ・ニーロ)
タクシー・ドライバーの静かな狂気とはまた違う怪演がハマっていました

マックスを刑務所送りにした弁護士自体ちょっといけ好かなくて感じ悪いし、14年も自由を奪われたのもあり最初はちょっとマックスに肩入れしたくもなりましたが、やはり悪党は悪党でした

弁護士の娘ダニエル(ジュリエット・ルイス)がマックスに騙され教室に一人呼び出され言い寄られるシーンは、ティーンエイジャー特有の悪い者への憧れ的な年上男性に対する好奇心で対応したのか、もしくはここで叫んだりしたら犯されると判断しての対応だったのか、マックスに抵抗を見せることなくマックスの親指を含んで舐め、口づけを交わしますがデニーロに負けない演技で素晴らしかったです


1991年の本作品は、1962年の「恐怖の岬(Cape Fear)」のリメイク版らしく、オリジナルで弁護士役を演じたグレゴリー・ペックが、マックスの弁護人リー・ヘラー役でカメオ出演していて、グレゴリー・ペックと言えばローマの休日を思い出しますが脇役で渋い演技で光っていました

ジュリエット・ルイスがキュートでしたがショートヘアの方が絶対似合うと個人的には思う
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