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世代のmajiziのレビュー・感想・評価

世代(1954年製作の映画)
3.5
アンジェイ・ワイダ抵抗3部作のひとつ。

ドイツ占領下のポーランドにおいて、レジスタンス活動にのめり込んでいく若者たち。

ストーリーはすごくシンプル。
若さゆえの愚かさ、恋、止められない衝動、戻れないところまで来てしまった現実。

時々どうやって撮ったのか分からないショットがあったり、美しい構図に惚れ惚れ。

終わりなき悲しみの中、ポーランドの苦しみはまだまだこれからというのも辛い。

迫力がすごかった螺旋階段のシーンは、同じポーランド出身の監督アンジェイ・ズラウスキーの『ポゼッション』を想起させられました。
ズラウスキーのオマージュだったのかな。

そしてロマン・ポランスキー監督が俳優として出演。
背が低くて顔が変わっていないためすぐわかりました。
エキストラでもない、けっこう出番のある役でちゃんと演技をしていました。
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