甘い恋愛小説なんかを執筆するくせに
極度の潔癖症に 人間嫌い。
極めつけが 毒舌もいいとこ！
誰彼構わず思った事を相手に言い放ち
言われた方が啞然としている表情が面白かった。
ぽか〜んとして なぜこの人は突然こんな事を言ってるの？は？？って感じ。
そんなだから ほとんどの人に嫌がられるのに
唯一まともに相手をしてくれるのがキャロル(ヘレン・ハント)
彼女の何を言われてもめげないやり取りも面白いのだけど
ゲイってだけで毛嫌いしている隣人と
思いもよらなかった交流が始まるの。
水と油のような関係だったのに。
彼の愛犬をダストシュートに捨てたくせに(笑)
ワンちゃんを預かる事になってからの 可愛がりようが 微笑ましかったなぁ。
ご主人様よりもなついちゃったりね。
純なストレートな気持ちを向けられると
それを素直に返す事が苦手なのだろうな。
心と反対の事を言ってしまい
相手を傷付けてしまう。
その繰り返しで 周りに人がいなくなってしまう。
けれども根はいい人である事が ぽつぽつ出てくるの。
その優しさは 感謝をしてもしきれくらいのほど。
けれどこれって 財力があるからのものなのですけどね。
財のない人は きっと優しさを与える。
もし 彼に財がなかったら 優しさは与えられなかったのかな？とも思い
この辺りがなんだかな〜と思ったけど
ジャック・ニコルソンの表情と演技は面白かったのです。
