SatoEmiko

パレルモ・シューティングのSatoEmikoのレビュー・感想・評価

パレルモ・シューティング(2008年製作の映画)
3.3
真実を写すこと、描くことについての映像の映像。
デジタルに魂を売って、写真に修正に修正を重ね事実を曲げる写真家の主人公。"死神"に追われる彼が出会うのは、絵画の修復家の女性。
アナログの写真、デジタルの写真、CG映像に、絵画…様々に照らされる死生観と世界観はよかったのだけど、言葉を重ねるほど安っぽくなってしまっている気がして残念。静かなほうが、もっと世界観にのめり込めた気がする。
SatoEmiko

SatoEmiko