戦い

幸福の黄色いハンカチの戦いのレビュー・感想・評価

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)
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武田鉄矢の親父インタビューの話をしていたら見ることに。現在は説教くさそうなオヤジのイメージがあったのだけど、記事と同様当時は若者代表みたいな存在だったのかな。軟派な武田鉄矢が今から見ると犯罪レベルでどうしようもないのだけど、桃井かおりもそんなどうしようもない男で寂しさを紛らわそうとするどうしようもなさ。かなり変な演技?の二人の掛け合い、責任の擦り付け合いも最後は健さんが納めてくれるかと安心して笑える。画面の後方で若い二人がドタバタしてる前方で高倉健が高倉健っぽいジャンルをやっていておかしい。最後はメロドラマなんだけど、指導的な大人が若者のコミュ力に背中を押されるのはよかった。黄色いハンカチを見に行くぞ!ってなってから、道のあらゆる黄色が目につく。キスで終わる映画。北海道ってどうしようもなくなった奴が流れ着くとこなんだなあ。行ってみたくなったけど今はかなり寂れてるらしいです。
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