再投稿です。と言うか、最初の投稿がすげ!拙く、分からんチンでお恥ずかしい
あまりにも180度印象か違うので、このまま放っておく訳にはいかず、
初期の拙くレビューに「いいね」を頂いたユーザーの皆さまには、申し訳ありませんが、改めて投稿させて頂きました。
ほんとにごめんなさい。
巨匠も失敗するんだな、なんて書いて💦
金曜ロードショーの放映を録画して、
妻と何気なく鑑賞していたら、
「あれ、面白いやんけ、、」
「いや、めっちゃ面白いわ!」
「すげ!すげ!」て、
まるで初めて観るような、興奮と感動に
一気に持っていかれちゃいました!
宮崎駿後期の傑作!に入れていい堂々とした作品だし、
これから再評価されていくかもしれない傑作だと思いました。
宮崎駿という稀代の映像作家のイマジネーションのなんと複層的なことか!
初見で「はい、分からんチンな作品!」なんて平気で書ける凡人の僕では、
まだまだその世界を解き明かすには
観る目が足りないけれど、
今回、凄い!ことだけは感じられたので
良かったですわ、
何から書けばいいか、まだ整理かつかないけど、
普通、魔法をかけられて、老婆になった娘の話なら、それが序盤で振られたなら
多くの作家は、いつ、それが解かれるか、
どのように解かれるかを、
ストーリーの柱にするだろう。
しかし、宮崎駿はそれさえもしない。
途中、老婆を元の娘に変え、老婆自身も姿を変え、しゃんと立たせ、老婆と娘の混合体みたいなのも見せ、
もう〰自由自在なんだわ💦
老婆にさせた荒地の魔女さえ、味方になりその介護もするし、彼女が利己的に行った絶対的危機を招く行動さえ、諭して、許そうとする。
呉越同舟、いや、敵も味方もない世界
敵方の犬も、ずっとソフィと行動するパートナーになり、
それを評する、戦いの相手のコメントも
実に冴えていて、何ともほんのりさせられる。
この落とし所、この結末のさせ方は、
宮崎駿さんしかできない芸当だと思う!
カルシファーとハウルの関係性も面白いし、
ハウルの過去に遡って、それさえ愛して
守ろうとするソフィの健気さ、一途さには
涙してしまった。
まだまだ分かりにくいところもあるし、
正直、キムタクのキャスティングには?
がない訳ではないが、
それを差し引いても、、、
大傑作!と言っていいと思う、って💦
ここまで、感想が違ってくるとは💦
でも、再見して良かった!