世界観とキャラは大好き!安定のジブリワールド全開なんだけど、何度見てもあれ、こんな話だったっけ、って毎回思う。今回も、もれなく、あれ、こんな展開だったっけ、って。
でも今回は、なんとかかんとかこの作品のテーマ見つけよう!と思って見てて、
ワケありで不完全な人間や人間じゃない何者かたちが、ある種の家族みたいになる話、かな?と思った、けどなんかそれもしっくりこないんだな〜。
さっさとこのくだらない戦争を終わらせましょ。
って、サリバン全く意味わからんよな?!?!?!
あのシーン余計じゃない?とってつけたようなハッピーエンド感は実にジブリっぽくない...
いろいろ解釈の仕方あるだろ、深いだろ。
ってスタンスだとしても、ちょっとわかりにくすぎやしないかい。駿さん。
でもキャラクターとか世界観とかが魅力的すぎて何回も見てしまうことに変わりはないし...
一概に好きとも嫌いとも言えないジブリは珍しい。
今回の新たな発見としては、髪染めに失敗してショックでドロドロになったハウルをみて、ソフィーが号泣するシーン、その涙の意味。若返る意味。
ソフィーって、ジブリのヒロインには珍しく、けっこうイライラするキャラじゃないですか?
父親の残したしがない帽子屋を継ぐことを長女だからと言い訳したり、綺麗じゃないからとお洒落もしないし。
おばあちゃんになる、ということで自分が今まで抱えてたコンプレックスから解放されて逆に生き生きして、行動的になったり。
あのときソフィーは、ハウルの姿を通して今まで自分が抱えてたものに立ち返って、泣かずにはいられなかったのかな。
人はみんな、言い訳を探しているのかもしれない。
そう考えると、この作品のテーマはやっぱり主人公たちの成長、なのかな。
うーん?まあ、いっか、楽しければ!