いの

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗のいののレビュー・感想・評価

5.0


初観賞は2018年7月。そのあとでディスクを購入。わたし的にリピート率が断然高い作品(今作と「ウエスタン」が双璧)。今回は、リチャード・シッケルさんという方の音声解説つきで観賞してみた。講義をきいてるような気持ちになって、つい中抜けしちゃったけど(=途中ウトウト)、もちろん戻ってきましたぜ。舞台は南北戦争期。レオーネは、戦争そのものが悪であり、その戦争に比べたら、彼らのやっている悪さなど、さもないことだ、というように描いているというお話などを伺ってフムフムした。有難いお話を含めて、色んなことをすぐに忘れてしまうけど、その度その度、出会い直せたらいい。
あのおじいちゃんは、「ウエスタン」の冒頭、駅で切符きるおじいちゃんだった(と、毎回みるたびに大発見したような気持ちになってるのかも)。あの墓地でのグルグルは何度みても泣いてしまう。その前の、壊れた教会でのポンチョget、その前の(話題沸騰の)橋の爆発、その前の・・・(以下、略)。いくらでも話は尽きない。トゥー子LOVE♡ 


メモ
・超ドアップの多用と、ワイド・アングル
・スペクタクル
・画家ジョルジオ・デ・キリコと、マグリットの影響
・ジョン・ウィックもマネせざるを得ないトゥー子の銃器屋での場面、ジェームズ・ギャグニーの主演作が元ネタらしい(ただし、時間はもっと短いとのこと)。ジェームズ・ギャグニーって誰だ? それはまたいつかにとっておこう。
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