[おとぎ話のその後に] 90点
最高にぶっ飛んだ冒頭から誰があの狂ったラストまでの道を敷けるのか。答えはスタージェスただ一人だろう。ヤクでもキメて書いたのだろうか。電車の中で見ながら"ほげー"と言ってしまった(超恥ずかしい)。スタージェスにしてはスラップスティック要素が薄めというかほとんど無くて普通のスクリューボールコメディだったが、内容もキャラもみんなトチ狂った平和な世界で朗らかに進んでいくので安心して見ていられた。
コルベールはいつも通り"接写は左半分のみ"という制約があったものの、ファスナーのくだりとか中々エロくて笑った。でも一番良かったのは無下にされるトトかな。"トト静かに"。