誰もが自分が信じる良い方向に行動したいだけなのに、それぞれの思うところがあり噛み合わず、人のせいにしたり嘘をついたり。そこから生まれる大きな亀裂。
なんともイライラ、ムカムカする映画でした。
でもこれは、誰が悪いとか正しいということではなく、その裏にある信仰、社会問題などが大きく影響していて、単純に判断はできないし、いつだってその代償が大きいのは子供達・・・という辛さ。
誰一人俳優さんを知らないので、まるでドキュメンタリーを見ているようでした。それくらい子役を含めて皆の演技がすごい。
いろんな問題をちりばめながらも、とてもよくまとまった作品だと思います。