理か

ティファニーで朝食をの理かのネタバレレビュー・内容・結末

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

本物のニセ物❓


初めて観たのは、中学生の時ぐらい?
『ローマの休日』とどっちが先だったか?
もちろんTVで。
『ローマの休日』は、ディズニーみたいなお姫様物語で子供でも理解できた。ただ、子供心に、王子様は、グレゴリー•ペック❓
カッコいいとは思うけど‥‥。

本作が難解だった。
ホリーが謎の女性で、なぜあんな所(ティファニー前)で食べているのか?
相手は、ポールらしいけど、おじさんが何人も出て来る。ポールもポールで、あの襟を立てた魔女みたいな黒コートの女性と?????
ティファニー自体知らない。後半で宝石屋さんとはわかるが、なぜ?
仕立てのいいオシャレな服を着ているのにオマケのリング?
本作でティファニーがさらに有名になった、と思うけど、あの店員役のおじさん、見事な接客。

ティファニー宝石店、
ムーンライトセレナーデの曲、(ホリーも歌う)
綺麗なオードリー、
オードリーのヘアスタイル今やっている人
よく見かける、コスメカウンターの人、
オシャレでハイブランドのジバンシイの衣装、
ポール役のジョージ•ペパード
美しいものばかり出て来る中で、

トレードマークみたいな長い煙管、
アンクレット時計、
名無しのネコちゃん、
ブラインドに必死の跳躍?
大勢でのパーティー?
日本語を喋る女性、
ブラジル風部屋飾り、
ティファニーで刻印頼んだオマケのリング、
とユニークなものも出て来る。
シリアスになりすぎないための演出かと。

また、管理人?の日本人風のユニヨシさん、
初めて見た時は、ビックリ‼️
日本人を嫌うというより、ホリーのハチャメチヤな生活を嫌がる几帳面な日本人という役割か。しかし、見た目が?????

驚いたことに、
ホリーは偽名で、
幼い頃に田舎で結婚していてその夫だと
いう男性が訪ねて来たが、ホリーのことを
考え、田舎に一人で帰って行く。
ホリーは、小さい頃から苦労して来たこと
から逃げ出して来たのだった。

きちんとした生活よりもお金持ちの男性を物色していたホリーが、小説家と言いながら若いツバメになっているポールに出会い、一緒に過ごすうちに惹かれあい、本当の愛に気づく。
美しいものに惹かれ楽しいものに微笑んでいるうちに美男美女の物語が終わる。
いえ、始まる。
理か

理か