とがぴ

ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼットのとがぴのレビュー・感想・評価

4.3
これまでの自分が知ってるONE PIECEとは少し毛色が違う系統の映画だなぁと思った。(原作少しと映画数本しか観てないけど)

まず本作の主要キャラであるゼットの右腕に備えてる武器のロマン性が大変強く、アクション的に非常に派手なのでビジュアル映えして惹き込まれる。

キャラクターとしても家族を殺され、鍛えた新兵達をやられた復讐者としてのバックグラウンドを持ち込んで感情移入がしやすく、ラストシーンの美しさと哀愁含めて完全に彼の映画だったなという印象。

シーンとして凄く良い演出だなと思ったのは、ルフィが1度敗北して雨の中で座り込んでるシーンでルフィが再び戦う決心を固めた所で空が晴れ出すのがベタだけど分かりやすく良かった。こういう画作りも含めて凄く映画的。

クライマックスの能力や志半ばで折れた海賊達が残していった武器を使ってのラストバトルはテンポも含めて良かった。

「俺は俺のやりたいようにやる!」
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