アギゴン

コーチ・カーターのアギゴンのネタバレレビュー・内容・結末

コーチ・カーター(2005年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

文ちゃんにお誘い頂いて、今回初めてみんかい?に参加しました。
お邪魔します🙇‍♀️

「コーチ カーター」教育の教材としても評価の高いこの作品は、息子たちも高校の時に授業の一貫として鑑賞したようです。



(ネタ漏れしちゃってます😅)


アメリカの中でも上位に入るほどの危険な街リッチモンド。
人種、貧困、様々な問題を抱える子供たちが通う、リッチモンド高校が舞台。
高校のバスケチームは弱小で、部員の素行も悪く、まとまりの無いチームだった。そこへ前任の顧問に頼まれ、やって来たのは、リッチモンド高校バスケ部のOBでもるカーター氏。
着任早々、部員たちに交わせた制約に部員からは猛反発を受けるも、
聞く耳を持たない鬼コーチ。成績の面でも平均2.3以上。人に対する敬意や身なりについてなど、それに達成しない者には、然るべき措置を…と言う徹底ぶり。なまったるくバスケをして来た部員達にとって、カーターの存在は目の上のたんこぶ。
カーター氏は何故そこまで厳しい内容の制約を彼らに課したのか…。

カーターがコーチ就任後、鬼厳しい練習の成果もあり、みるみる実力を上げ、試合で勝ち進み、16勝0敗と言う快挙を掴むまでに成長!

気分は有頂天🎊応援した家族や友人達もお祭り騒ぎ"(ノ*>∀<)ノ
甘い誘惑にのせられ羽目を外す部員たち(若いからな〜)
尽かさずカーター氏はそんな彼らに「勝って兜の緒を締めよ‼️」と言ったかは分からないけど、「勝ったんだから、いいじゃん」的な部員たちの態度を強く窘める。
更に制約違反の部員たちがいるに気づき、大切な試合出場を取りやめ、練習場所である体育館も閉鎖した。この事は学校のみならず、家族からの大きな批判を受け、メディアからも注目されてしまう。
議論の場で、バッシングに合いながらも、信念を曲げずカーター氏が言い放った言葉こそが、あの厳しい「制約」の本当の理由であり、またカーター氏がコーチを引き受けた理由でもあった。ジーン(T ^ T)。
その後気を落としながら、鍵が開いた体育館へ入っていくカーター氏を待っていたのは…
1番手こずらせていた部員のクルーズが「最大の恐怖とは…」とカーター氏に語るシーンは泣けた🥲
彼らが真剣にバスケに向き合い、また将来の事をしっかりと考えている様子が伝わった。

強豪校との試合の後で、ロッカールームで部員達に諭すように語りかけるカーター氏の言葉に胸が打たれた。
揺れ動くガラスの10代の少年たちの心を強い信念で指導し、彼らに「諦めなければ、いつか必ず希望ある将来を掴みとる事が出来るのだ」と気づかせたカーター氏は本当に素晴らしい人物だと思った。

サミュエル・L・ジャクソンの説得力ある演技が素晴らしかった✧٩(๑❛ω❛๑)

文ちゃんお誘いありがとう!
またいつか参加してみたいです。
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