「桐島、部活やめるってよ」の中で観ていた映画に触発され…多少強引な流れではあるが塚本晋也監督の「鉄男」を再鑑賞してみた。
初めて観た当時も鬼気迫るものがあったが、やはり今観ても凄まじい。ある日、頬に金属の突起物が出来た男が、だんだん金属に蝕まれ体が金属化していくという内容だ。
田口トモロヲが主演である。まぁ、はっきり言ってちょっとブッ飛び過ぎているのでついていけないようでもあるのだが、カルト的な人気を博している作品でもある。
いやはや、それにしても凄い凄い。画に圧倒されまくりである。まぁ、まず一般受けはしないと思うし台詞も少ないからストーリー性も薄いのだが…これはこれで感覚で楽しむ作品だとも思う。
とにかく、一見の価値は充分にある作品であるとは思う。モノクロームの映像が更に際立っているようでもあった。