ジュラシック・パーク二作目。
なんというか、色々とやっちゃってる映画でしたが、特に素晴らしいのが、ハモンド氏から依頼された正規の調査団と商売のために恐竜を利用しようとしている側の捕獲団のどっちがやらかしているかにわかには判別がつかないところ。
最後の囮作戦は斬新でしたが、怪獣映画じゃあるまいし、学者さんがあんなことしちゃっていいんでしょうか?
性格少し変わってまともになったマルコム博士があれですから、何をか言わんや・・・
『ロミオ+ジュリエット』にも神父役で出演していた、銃の名人のおじさん、悪役かと思ったらそうでもなくてほっとしました。
驚かせ方は、この時代まだまだ牧歌的だし、ジュリアン・ムーア演じる動物学者は結構非常識でしたが、若い頃の彼女はあまり見たことがなかったので眼福ではありました。
シリーズの中では評価の低い一本らしいですが、私は捕獲隊のメンバーが結構気に入ったので割と好きです。調査隊と捕獲隊の両方のメンバーが島から出るために和やかに歩いているシーンがこのシリーズの中の個人的なベストシーン。