このレビューはネタバレを含みます
母絶賛の映画。ガリレオの中でも1番好きな映画だとか。
ある日一人の男の死体が発見され身内を調べていくと、お弁当屋で働く元妻の花岡靖子があがり警察は色々と調べていく。そのお弁当屋の常連でもあり隣人の石神哲哉にも話を聞いていく。
また、その石神哲哉は偶然にも湯川先生と同じ大学出身であった。
ただの常連客で好意を持っているから、死体処理をしてくれたのかと思ったら、それ以上の事があったんですね。過去に石神が首を吊り自殺しようとしてた時にベルを鳴らし引越ししてきたのが花岡靖子だった。だから石神にとったら助けてくれた人でもあり凄く愛しい人でもあった。だから靖子が元夫を殺したのを知っても冷静に警察が来た時の対処方法を考え、死体まで遺棄して靖子と娘にアリバイが出来るように、新たな遺体まで用意して。
日付も完全に騙されたし、ストーカーも装っていたとは。どこまでも純粋に愛する人のために行動して悪者になっていたとは。
数学の天才と湯川先生がいうくらいの石神は警察でも分からないような方法で、石神自身が犯人になるように計算していたんですね。
最後靖子が来て石神が泣き叫んでいた時に感動しました。
こんな切ない愛がありますか。。。
とっても良い映画でした。
