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スージーの真心のkyokoのレビュー・感想・評価

スージーの真心(1919年製作の映画)
4.2
リリアンギッシュのかわいさが丸ごと詰まった1本。
なにあのぴょこぴょこ歩きは!「キスする?しちゃう??」の顔は!かわいいかよ!
妹のデイジー(まさかの牛だった)とお別れしてでもウィリアムの学費を援助、お金を出してあげたのは私よ!なんてことは一切言わず、あろうことか他の女と結ばれてしまっても、それが彼の幸せならばと健気に耐え、泣き顔を笑みで隠そうとする→でも泣いちゃう→必死に我慢、の表情が切ないのだけどやはりかわいい。

嫁の本性が露見したあたりは「ほれ見たことか!」だったし、苦し紛れの大嘘をあっさり信じたときには「おぉぉぉぉぉい!」だったし、スージーが咄嗟に隠した手紙に男がいるのかとショックを受けるあたり「人のものになったと思ったとたんにそれかよ!」だったし、とにかく大バカ野郎のウィリアムに私の心のヤジが止まらなかった。
まあでもいいよ、スージーが幸せになるならば。

キスをためらう二人をよそに、がっつり唇奪うおばさん。。。(2回)
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