6歳で視力を失う少年に、お母さんが「施される側ではなく自分の足で立て。誰にも盲人とは言わせるな」との方針のもと、転んでも助けない育て方をしてるのが締め付けられた。
そんな指導のおかげで、成人してからは視力のことでそこまで思い悩んだりする様子はなく、主にヘロイン依存との戦いに重きが置かれてる。
ただしその理由には、幼少期のトラウマと、盲目であることの心細さが挙げられているけど、ほんとなのかな?
もちろんそういう部分も少なからずあるだろう。才能も障害もない私には到底わからない世界だろうけど、
どっちかというと、華やかなショーの世界で繰り広げられる騙し合いから、人間不信が心の弱さと結びついて、その言い訳に使ってるように見えた。
だからちゃんと捕まったのは幸いだと思う。
そしてはじめて心の風景に向き合って、自分の力で離脱したのは本当にすごい!それまでの態度で、そんな底力がある人物だとは思っていなかったし、何も大切じゃないみたいだったから、感動した。史実に沿ってるのだろうか?あんな良い奥さん大切にして欲しい。