おっと、これは私が苦手なテーマだった。赤ちゃんの取り違え。
どれだけ想像してみても自分がどんな気持ちになるかわからないんだよな。
自分が育ててきた子が自分の子ではないと言われたら？
他人から「これがあなたの子です」と言われたら？
自分が他人の子を育てている間に実の子が死んでしまっていたら？
産後から数か月と、数年とでは違うのかな？
そこまで育てたなら育てた人が親じゃない？って思うけど、でもその先の人生の長さに比べたら早い段階でわかったとも言えるのか。
主人公悪くないのに、謝ることなの…？自分の子だとわかった瞬間当然引きはがして連れて帰る権利があるかのような展開にもびっくり。
相変わらず超展開に超展開が掛け算されてくんだけど、どこで怒ったらいいのか…彼女らの前提としてはどう思ってるのか、一般的にはどうなのか、もうなんにも共感できない。
自分と子のつながりを証明するための検査キットが、既に葬られた祖先と自分とのつながりを証明するためにも意外な流れで再登場して、
脈々と受け継がれるDNAを重んじるキーになってるのは美しいなって感動しかけたけど、
家族仲も淡白であんまり親戚付き合いのない（っていうか親戚自体がすごく少ない）自分には刺さりきらなかった。
