三畳さんの映画レビュー・感想・評価

三畳

三畳

映画(723)
ドラマ(15)

家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.6

やばい親とやばいカテキョ!!カオス食卓シーン、最高にいい気分で笑っちゃったよ!!!

デッサンが少しずつ狂っていてどこからおかしいのか分からない絵を見せられ続けた挙句イーゼルごとへし折るみたいな快感!
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.5

美容師さんや店員さんって、相槌がうまくて愛想が良くて、親しげにこっちの話を引き出してくれる。でも、彼ら自身の心はそこにない、という場合が多い。

私はしばしばリーサのように内面を吐露した後で、ちょっと
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

4.2

映画が単なる話を写すだけのビデオでなく芸術作品であるために必要なものって何なのだろう。
それをペドロ監督は知ってる。

どの監督の作品にも微細にそれはあって私が感知してないだけだろうけど、
この人のや
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ファインディング・ジョー(2011年製作の映画)

4.0

前半は、ルークスカイウォーカーやスカーレット、オズ、ハリーポッターといった数々の映画英雄、また古くから神話に共通する物語、
①別離 ②通過儀礼 ③帰還
が実は私たちの物語でもあることを説く。

促され
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

4.1

新興宗教、陰謀論、自然派etcがのさばる仕組みって
・独創的な世界観→見たこと聞いたことがない→自分だけが知っている特別感
・現状否定→共感、危機感→説得力
みたいなポイントがありそう。
この映画は別
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

4.0

お屋敷の中に閉ざされた血の煮凝り海街diary

邪推的な解釈は好きではないけれど、妄想説が一番しっくりくる。
不倫したマリアは、夫が自殺未遂して助けを乞うてくればいいのにと
子を亡くしたアンナは、親
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聖なる酔っぱらいの伝説(1988年製作の映画)

4.7

なんだこの映画!!!不思議すぎる!!
ホームレスが老紳士にいきなり200フランもらうところか始まる。それまでうだつのあがらない日々を送ってたとか、徳の高い暮らしをしてたとかの描写は出てこない。急に、も
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.2

赤ちゃんは自分と母親が別の個体だということを知らない。お互いがお互いの一部である、と思ってる。自分の手や足を見つけて、舐めたりして、初めて自分はお母さんと違う、と理解するらしい。

そんな認識はもう5
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アヴリルと奇妙な世界(2015年製作の映画)

3.4

力を持つと欲が沸く。
持たざるべき者が暴走させた科学をしゃべるねこちゃんががんばってそしする!


森林を刈り尽くした世界は、緑のないお弁当箱みたいな脂っこさだ。ある場所に草生えた(物理)ラストは好き
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.6

最初からメメント的なぶつ切りシーンばらまきは、ミステリじゃなくても普通、フィルムの一部分をただ切って持ってきて順序あべこべに見せられては、話がわからなくて当然なので、「伏線」とは言えないと思うんですが>>続きを読む

アーリーマン〜ダグと仲間のキックオフ!〜(2018年製作の映画)

3.6

石器時代vs青銅器時代のサッカー!
原始人の環境や小物が見たことない絵面で面白かった。火山とかバカでかい鴨とか。練習シーンはゲームのダンジョンみたい。

王国の下町風景はこれまた今までのアードマンにな
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

なにやら論争巻き起こしてるのを横目にここまでネタバレ踏まないように気をつけて、やっと感想読めるのが嬉しい!

ダンボでもシュガラオンラインでも役割からの脱却というキーワードが見られたので無意識にそれを
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映画ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム(2015年製作の映画)

4.3

テレビシリーズでは完全に舐め切ってる牧場主と、いつも板挟みの牧羊犬ビッツァーと、羊たちとの素敵な関係

いつもぼんやりしてる牧場主だけどやっぱり一時的にでもショーンたちをわかってくれなかったのは悲しか
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イメージの本(2018年製作の映画)

-

知らん人の走馬灯。
コラージュ、引用元の文脈ありきだし、意図を持って作られてるから、勝手に感じるのは良くないと個人的には思う。

相変わらず卒論書く大学生のための映画作ってる監督っていうイメージ笑
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嘘をつく男(1968年製作の映画)

-

カフェで回想を語って、その場にオーディエンスはいないのに、歓声と拍手が聞こえる、みたいな効果?演出?技法?って何ていうんですか?
撃たれてないのにバキューンって鳴って倒れる、とかそういうのが多くて面白
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ジュリエッタ(2016年製作の映画)

4.5

一般人の半生を描いた映画として随一ではないでしょうか?

普通私が映画のスコアに左右する観どころ、楽しくて面白かったとか、話がよくできてたとか、何かしら自分と重なるテーマだったとか、世界観が好きとか、
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.9

「女には色々あるのよ」っていやいやありすぎよ!!返り血がかすむくらいの大きい出来事と中くらいの出来事が同時多発的に起こり片付かないまま進むので、尺感覚おかしくなるね。

冒頭の、まるでキッチンで食事会
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.2

歳の差という設定でありながら、こんなにも恋愛の陽の面、それも刹那的ロマンスでない、人生におけるかけがえのない贈り物を真正面から見せてくれることに感動。

「あなたと出会って私は変わった」という喜びが溢
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図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

4.2

ためらい傷痕だらけの手首のボコボコでワサビを擦り下ろす。

この監督初見なんだけど、
うまく言えないが私この世界線にいたことがある気がする。

いや流行りの言葉だけどまさしく「世界線」としか言いようが
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復活の日(1980年製作の映画)

3.0

アメリカ人「無事帰還したらビールをくれ」ドイツ人「本物か?米国製か?」にウケ。よくあるジョーク?

全世界の人類滅亡して残り男864人女8人になった時、
今から女性は最も守られるべき資源となった ←ま
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東京ハレンチ天国 さよならのブルース(2001年製作の映画)

3.0

序盤 あれ?60年代の映画かと思ったけどリバイバル風のやつ?まじだ、2001年!わざと画質落としたりレトロなフィルターかけるのってあんまし好きじゃない😒

中盤 でもこのノスタルジックな感じ、なんだろ
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カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

-

藤原竜也ってカイジするために生まれてきたような人だな!!もちろん他にもいっぱいいい役やってるいい役者さんだけど!!体現度がすごい。原作とは違うけどこれはこれでよい。
このオーバーな演技が非現実的な世界
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ミスト(2007年製作の映画)

3.9

怖い映画は精神病むので予告も絶対に見ないんだけど、刺激的な話題作には興味が抑えられなくて、いつもネタバレレビューを探して読んでます。
あらすじだけでは想像の余地が残ってしまうので、なるべく具体的に書か
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紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.9

マリリン演じる金髪ちゃんって絶対女に嫌われそうなのに、親友役の黒髪ちゃんがいい人すぎるなぁ!

昔から漫画なんかでもちょいトロでモテモテな主人公に、しっかり者の親友がいつも味方してくれてるのが不思議だ
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サーミの血(2016年製作の映画)

4.0

差別による悲しみとは、憎い相手の側になりたい屈辱とか、愛しい家族の側を憎まなければならない矛盾のことなんだね。

本当に憎むべきは分け隔てた第三者。

過激な少年たちの立場は読み取りそびれたけど、お前
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.9

気球への憧れが一変した!

行きたいとこリストで長年クリアできてないカッパドキアの気球ツアー&佐賀バルーンフェスタ。
映画版80日間世界一周でスタートする乗り物が気球だと知った日から魅了され、200m
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.0

昔の人が映画に求めてたものって、現実味なんかない突き抜けた夢なんだなって思った。
もちろんこの時代にも苦々しい作品はいっぱいあるけど、その中でこの作品が愛されてるということは、

"自分も美人と恋して
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