どらこ

ミスティック・リバーのどらこのレビュー・感想・評価

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)
3.6
物語の25年前の回想シーン。
全て流れはあそこから狂ってしまったのでしょう。
幼馴染だったあの3人はいつしかあの事件がきっかけで容疑者、被害者、監視者となってしまった。
25年前のあの日、たまたま誘拐されたのがデイブだっただけであって、それがもしショーンやジミーだったのなら、現在の三人の因果関係は、変わっていただろう。おそらく状況は同じなんだろうけど。

やっぱりイーストウッドは重くて苦しい、重圧的な映画を作るのがうまい。常に対比する対象が出来ていて、緻密な構成に圧倒される。


救いようのない、悲しい映画です…..

ただ登場人物が多すぎて、誰が誰だかわからなくなる。特に各々の妻が出すぎてごっちゃになりますね。

ジミーの親戚の双子、ガラ悪すぎて草
どらこ

どらこ