先日、大島渚監督と小山明子さんのドキュメンタリーを見て約20年ぶりに再鑑賞。
簡単に言えば、加納惣三郎と田代彪蔵の男色関係を柱にした新選組内で繰り広げられる嫉妬を、言動のニュアンスと映像で楽しむ傑作ミステリーといったところでしょうか。
時を経ても変わらずに素晴らしかった。
いつごろからBL映画という呼び名が出来たかは定かではありませんが、この呼び名って本作には何だか軽々しい。
しかしお若い方が鑑賞すると、この造語でひとくくりされてしまうのでしょうか…
土方と近藤
近藤と加納
沖田と土方
加納と田代・加納と湯沢・加納と山崎・加納と沖田
田代と湯沢
ざっと、これらの関係性を台詞・役者の仕草・映像・演出でしっかりと確かめながら堪能して下さい。
フィルマ評価平均3.2が途方もない過小評価であることが確信できるはずです☆彡