大勢の方々が書かれているので、本作があの名画(私が★4.9を付けている大大大好きな洋画)から着想を得て制作された作品であるということは、敢えて書かないでおきます。
ご覧になるときは、レビューを読まずに観た方が当てる楽しみがあるかもしれません。
開始、数分で何の映画かがすぐにわかるはずです
。
本来なら【みんな大好き♥文子＆いづみ祭】として書くべき内容なのかもしれませんが、本作の錠さんも忘れがたいのです…
前半部分の台詞なのですが、
「バカ野郎！俺が買うのはひろしだけなんだ！」
という台詞言い放ちます。
ご覧にならなければ全く意味がわからないでしょうが、この台詞一言に錠さん演じるこのキャラクターの全てが凝縮されています。
機会がありましたら是非観て欲しい作品。
ただ、少々ATG的な雰囲気があるので、整合性のある物語が好みの方は面食らうかもしれません。
合掌…
～追記～
時折名優と呼ばれる人たちは、それまでのイメージをぶち壊すとんでもなくブッ飛んだ役を演じることがありますよね。
いづみさんにとってはまさに本作がそれです。
日本アカデミー賞があったら、主演女優賞確実だったと思います。
またアイ・ジョージさんがもろくそ良いんですよね～
俗にいう、雰囲気がある人とはこういう人のことを言うのだと思います。
歌手として素晴らし過ぎたので野暮な意見ではありますが、役者だけなら名優と呼ばれる一人になれた逸材だと思います。
