OASIS

パトリオット・ゲームのOASISのレビュー・感想・評価

パトリオット・ゲーム(1992年製作の映画)
3.0
「エージェント:ライアン」の為の復習として鑑賞。

CIAの分析官を辞職して海兵軍学校の教員となったジャック・ライアンが、テロ事件に巻き込まれ妻子を狙われた事から再び復帰するという話。

若き日のハリソン・フォードもいいが、この映画のもう一人の主役であるショーン・ビーンの方がスマートで男前だった。
かなり大きな国家間レベルの争いが起きそうな展開だが、弟を殺された兄がライアンに復讐するという話がメインになっていて舞台は大きいのに戦いはこじんまりしていたという印象。
仲間の静止を振り切ってまで自分の恨みを晴らそうとする兄がひたすら暴走する展開で、その姿勢は愛国者としてはどうなんだと思いつつも彼の方に感情移入をしてしまった。
その分、最後は普通のアクション映画みたいになっていたのが残念でした。

家族を守ろうとするライアンの姿が描かれる為、彼自身の魅力がいまいち伝わってこないと共に、このシリーズの面白みというのもよく分からず終わってしまった。
「レッド・オクトーバーを追え!」と比べるとどうしても劣ってしまうという感想を抱いた。
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