てるる

チョコレート・ファイターのてるるのレビュー・感想・評価

チョコレート・ファイター(2008年製作の映画)
3.5
以前見たときに、オープニングがいきなり阿部寛の回想から始まるので、間違って邦画観ちゃったかなと焦った記憶ありw
「マッハ」の監督によるれっきとしたムエタイアクション映画。
阿部寛がただのゲスト出演かと思いきや、殺陣を披露したり、プリケツを披露したりと結構ガッツリ出てる。阿部ちゃんのプリケツが拝めるのは他には「テルマエ・ロマエ」か「結婚出来ない男」くらいなのでファンは観るべし!

ストーリーはたいしたことないので割愛するけど、トニー・ジャーと同じくピンゲーオ監督に見出された、ジージャー・ヤーニンのアクロバティックなムエタイアクションが炸裂!
4年間は基礎修行、そして撮影には2年間をかけたというだけあって、その身体能力は凄まじい。

トニー・ジャーのデビュー作でもある「マッハ!」は、アクションが凄まじいのは分かるんだけど、基本地味なので後半飽きてくる。
しかしこの映画は香港映画時代のジャッキーを彷彿とさせるムエタイに椅子やロッカーなど、道具を駆使した動きを加えてるので最後まで飽きずに観られる。
後半の高所でのバトルはとにかく痛そう!

それをムキムキな野郎じゃなくて、韓国の恋愛映画に出てきそうな可愛い女の子がノースタントで演じてるんだから恐れ入る。

そしてエンドロールでNG集や実際のケガなんかをジャッキー映画よろしく見せてくれるのも良かった。
てるる

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