キャッスルグレンギャリ

テンプルちゃんの小公女のキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

テンプルちゃんの小公女(1939年製作の映画)
4.0
U-Nextで鑑賞。2023年最後に鑑賞した作品になりました。確か「踊る大ハリウッド」という書籍だったと思うのですが、シャリー・テンプルに関する記述があり、そう言えば彼女の作品は何も観ていないことに気付き、U-Nextに上がっている唯一の作品を観た次第です。
筆者が子供の頃彼女はまだ健在で外国の駐在大使になったという記事を読んだのを覚えています。Wikipediaによれば、彼女は演技は達者、その上品行方正、高潔、アメリカ国民から生涯愛されたスターであったようです。
本作からその演技力が伝わってきます。更には歌も踊りもこなしてしまうことも。本作は主人公サーラの夢の中という設定でミュージカル映画仕立てになっている部分があります。おそらくここはシャーリーテンプルファンのために敢えて作られたシーンなのでしょう。
わずか90分の作品ですが、メリハリの効いた話の展開で、最後にサーラと父親がどうやって再会するのか、観客をハラハラさせるところも見事でした。