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ナイトメアー・ビフォア・クリスマスのkirioのレビュー・感想・評価

5.0
一昨日のハロウィンの夜に一年越しくらいの再鑑賞
小さい頃、ほんとうにリピートしていた一本
ティムバートンは原作とキャラクターデザインに留まるものの、その全盛期がうかがえるコマ撮りアニメ

季節はハロウィンとクリスマスを挟むもので、2シーズン対応可能という優れもの
タッチストーンなのでディズニーがらみ(というかディズニーで企画しものを、訳ありで子会社ブランドにて配給)
「ジャイアントピーチ」から「コープスブライド」に繋がる、ティムバートンのミュージカルアニメでもあり、大作とはいえ途方もない美術館セットとコマ撮りの労力が割かれている

全盛期のティムバートンだけあり、アイディアは尽きることなくあふれる
物語は極めてシンプルかつハートウォーミングな作りだが、デザインやキャラクターのモチーフに関しては、異様な情報量が詰め込まれている
人形、セットを含め、直線的なデザインがほぼ存在せず、アイディアマンのイメージが相当な濃度で画面に反映されてないる

グロテスクな画面でありなぎら、キャッチーな歌、キャッチーやキャラが目白押しの、古き良きティムバートンだった
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