RYOBEER

四月物語のRYOBEERのレビュー・感想・評価

四月物語(1998年製作の映画)
4.2
幼少期や青春時代を思い浮かべる時、実際自分の眼球で見たものよりも明らかにあらゆる面で補正されている。
そんな脳内フィルタで加工しまくりの90年代後半の空気感を、思い出を、"そのままでどうぞ"とお皿に乗せてお出ししてくれたような岩井俊二の画作りは、やっぱり好みとしか良いようがない。

思い出は過去、過去は夢のよう。
夢を見させてくれてありがとう。

お話がどうとかじゃねぇんです、映像だけを摂取することも映画体験なんです。

浸らせて頂きました。
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